米国の中国人留学生 大学退学者が8千人に-留学生新聞

  • 2015.06.02 Tuesday
  • 09:37
留学生新聞ニュース
2015.6.1
********************************
●米国の中国人留学生 大学退学者が8千人に

米国の大学に留学した中国人学生の内、在学中の成績が芳しくなかったり、試験の不正行為があったなどとして、昨年1年間に少なくとも8千人が退学処分となっていたことが分かった。米国の教育サービス会社、厚仁教育による調査内容を、有力紙ウォール・ストリート・ジャーナルが報じた。それによると同社のCEOは「中国人の学生は優秀だと考えられてきたが、この5年くらいで、お金はあるが学力はないというイメージに変わっている」とコメントしたという。
中央政府による督励の下、年間50万人近くが海外に出る世界最大の留学生送り出し大国へと変貌した中国だが、軒並み優秀とされていたひと昔前と比べると、「質の劣化」を国内外のメディアに揶揄されているのが実情だ。その一方で米国留学生の3人に1人を中国出身者が占めるなど、実数が急増している現状からみて、留学生個々人の能力差や格差が大きくなるのは必然との声もある。

☆問われる「富裕留学生」対策

 翻って日本でも、近年、留学生の国籍構成が多様化するのと同時進行で、中国出身留学生の「富裕化」が劇的に進行。各校においてアルバイトをせずとも留学生活を送れる子女が珍しい存在ではなくなり、「経済的な困窮が理由で学費の支払いが遅れるケースは極端に少なくなった(都内大学関係者)」。その結果、勉学に集中し打ち込むことで、大学受験では「国公私立の有力校に全て合格した」学生がいる一方で、「親に言われたから留学した」ため来日後も勉学の目的意識が希薄なままだったり、年度末になっても進路が決められない学生が目立つようになっている。
別の関係筋によれば、最近、外国人留学生を対象に奨学金を拠出している複数の有力財団などが、アセアンからの留学生の支援に重点を置きたいという意思表示を大学側に示すなど、中国出身留学生を巡る内外の状況も微妙に変化しつつあるようだ。

 とはいえ、日本語教育機関から大学院に入学する外国人学生の9割を中国出身者が占めるように、高等教育機関におけるその存在感は圧倒的と言える状況に変わりはない。今後、各教育機関では日本語や経済力の面でハンディを抱える非漢字圏の優秀な留学生に対する経済的・精神的なフォローアップに力を注ぐと同時に、中国出身者向けには将来の帰国や事業承継を見越した教育プログラムの提供や、学内における他国籍留学生との接点づくりによる意識の啓発など、従来とは一味違った「富裕化対策」が求められそうだ。

スポンサーサイト

  • 2017.04.14 Friday
  • 09:37
  • 0
    • -
    • -
    • -

    PR

    calendar

    S M T W T F S
     123456
    78910111213
    14151617181920
    21222324252627
    28293031   
    << May 2017 >>

    聖学院大学入試

    GoogleAdsense

    PR




    GoogleAnalytics

    selected entries

    categories

    archives

    recent comment

    links

    profile

    search this site.

    others

    mobile

    qrcode

    powered

    無料ブログ作成サービス JUGEM